こちかぜ文庫
iOS de 有線LAN 20015/08/31更新(追記あり)

 iPhoneやiPadなどのiOS機器を、有線LAN経由でネットにつないでしまおう、というお話です(なお、以下はあくまで私が趣味でやった事を書いているだけですので、実行する際は自己責任ということでお願いいたします)。

 とはいえ、別にこれは私にオリジナリティがある訳ではなく、既に何人もの先人達が挑んできているテーマです(詳細は、"iPad 有線LAN"などでググってみてください)。
 自分もまず先人達のやり方を試してみました。それが↓。

先人達のやり方

 「iPad air/iPadmini retina ios7対応 Lightning - カードリーダー&USB HUB×3 マルチコネクション キット」(サードパーティ、Apple非認証)をiOS機器につなぎ、さらにこれのUSBポートに「Apple製USB-LANアダプタ」をつなぐというやり方です。
 このやり方は、「iPad air/iPadmini retina ios7対応 Lightning - カードリーダー&USB HUB×3 マルチコネクション キット」と「Apple製USB-LANアダプタ」を買ってつなぐだけです。
 前者はAmazonで1000円程度、後者はAppleストアで3500円程度で入手できますので、コストパフォーマンス的にも最も優れた方法と言えるでしょう。

 ・・・が、個人的に引っかかる点がありました。それは、つなぐ際に↓のようなアラートが表示されることです。

サポート外アラート

 まぁ、これは無視してもそのまま使えるのですが、iOSがバージョンアップした際に使えなくなるリスクがあるということです。将来的にも安定して使えるよう、なるべく純正品あるいはApple認証品で済ませたいところです。
 加えて、この「マルチコネクション キット」、Lightningコネクタの部分がかなり加熱するんですよ。触っていると、つないで数秒で分かるくらい急上昇して、かなりの高温になっています。

・・・というような、少々個人的な趣味と好き嫌いで、他のやり方はないか、色々試そうと考えた次第です。

 で、次に試したつなぎ方が↓。

USBメスメス

 「Lightning-USBケーブル」と「Apple製USB-LANアダプタ」を、USBメス-メス中継器で直接つなぐというやり方です。
 うんともすんとも言いませんでした(笑)
 
 ここで登場、「Apple製Lightning-USBカメラアダプタ」(Appleストアで3500円程度)!(笑)

直づけ

 この↑「Apple製Lightning-USBカメラアダプタ」と「Apple製USB-LANアダプタ」を直接つなぐというやり方も試しましたが・・・

電力不足アラート

 消費電力が大きすぎる(iOS機器側からの供給電力不足)というアラートが出て失敗です。

 ふと、ここで気がつきました。
 ひとつ前の「うんともすんともいわない」というのは、おそらく普通の「Lightning-USBケーブル」がiOS機器をスレーブ(従う側)として動作させるのだろうから。
 それに対して、「Apple製Lightning-USBカメラアダプタ」はiOS機器をマスター(制御する側)として動作させるのではないか? 「Apple製USB-LANアダプタ」をiOS機器が動作させようとしているから「電力不足アラート」がでるのではないか。

 「一番最初のやり方で成功したのは、この電力不足がクリアされるからか?!」と。
 電力不足が問題なら、途中に挟むのはUSBハブである必要はありません。ということで、ここでUSB補助電源にご登場頂きました。
 こんなやつ↓

USB補助電源
USB補助電源

 先ほどの、「Apple製Lightning-USBカメラアダプタ」→「Apple製USB-LANアダプタ」のつなぎ方の途中に挿入してみましたが・・・
 どちらの補助電源でも「電力不足アラート」という同様の結果に終わり、失敗。

 うーん。「USB補助電源でなぜ電力不足が解消しないのだろう?」という疑問を抱えつつ、それではと、普通のUSBハブ(電源補助付き)を途中につないでみました↓。

最終形態

 ・・・つながりましたw しかも、「電力不足アラート」はもちろんのこと「サポート外アラート」すら出ませんし、異常発熱もありません!

 てなわけで、実験終了。以上の実験から次のことが分かりました。

1)iOS機器のLightningコネクタにネット通信データは来ている。
2)「Lightning-USBケーブル」ではダメ(おそらくiOS機器をスレーブ(従う側)として動作させるから)。
3)「Apple製Lightning-USBカメラアダプタ」あるいはそれに類する機器でいける(おそらくiOS機器をマスター(制御する側)として動作させるから)。
4)「Apple製USB-LANアダプタ」は電力を喰うので、iOS機器からの電力供給では電力不足になる。
5)USB補助電源(USBケーブルが二股になっているタイプ)はダメ(消費電力情報のやりとりの問題?)。
6)USBハブを補助電源として使えばOK。

 1万円程度の無駄遣いと数日の浪費で分かったことはこんな所です(笑)

 動機は?といいますと、住宅密集地にある自宅のWIFI電波が混雑していて、WIFI通信が遅い・不安定なこと。そして、モバイル通信機能を持っていないiOS機器(WIFIのみのiPod touchiやiPadなど)を、WIFI電波が混雑している電車内で有線LAN搭載モバイルルータで使う方法はないか、考えていたところにあります。実際に自分が使うかどうかは微妙ですがw
 WIFIが使えない病室や、有線LANしかないホテルでのiOS機器のネット接続とかで「使える」と思いますので、公開しました。

 技術者でもない、素人のトライしたこと・考察ですので、このページに書かれていることを参考にされる場合はあくまで自己責任ということでお願いいたします。また、何か間違いなどがあったらご指摘頂ければと思います。

【2015/08/31追記】

上記の「Apple製USB-LANアダプタ」+「普通のUSBハブ(電源補助付き)」を、下↓の2種類の外部電源つきUSB-有線LANアダプタで置き換えて試してみましたが・・・

電源つきUSB-有線LANアダプタ

残念ながら、こちらは失敗。